ヒッチコックにしては珍しいスパイが主人公の作品
1936年の白黒作品で、ヒッチコック監督19作目です。原作はサマセット・モームの小説「アシェンデン」ですが、大幅に脚色され、比較的単純な、でもユーモア溢れる作品になっています。若き日の英国の名優、ジョン・ギルカット、お色気いっぱいの「三十九夜」のマデリン・キャロル、自称「将軍」のメキシコ人を演じる怪優ピーター・ローレの組み合わせも楽しいですが、悪役が紳士なのもこの頃からヒッチコック映画の定番だったのですね!
ヒッチコックが好きなら・・・
ヒッチコックファンなら絶賛する映画のなのかもしれませんが、そうでない人にとっては、普通の映画ですね。格別面白いというわけでもなければ、それほどつまらないというわけでもない、そういう作品ですね。 ただ、何となく映画全体の雰囲気が、映画というよりもどこか舞台劇のような感じがします。ストーリーの展開といい、登場人物の振る舞いといい、後年のヒッチコックの作品とは何となく雰囲気が違うんですよね。ですから、そういった雰囲気の違いのようなものを味わいたい方にはお勧めの映画です。 でも、個人的には『ダイヤルM』とか『知りすぎていた男』とかの方が好きですね・・・
ヒッチコックが好きなら・・・
ヒッチコックファンなら絶賛する映画のなのかもしれませんが、そうでない人にとっては、普通の映画ですね。格別面白いというわけでもなければ、それほどつまらないというわけでもない、そういう作品ですね。 ただ、何となく映画全体の雰囲気が、映画というよりもどこか舞台劇のような感じがします。ストーリーの展開といい、登場人物の振る舞いといい、後年のヒッチコックの作品とは何となく雰囲気が違うんですよね。ですから、そういった雰囲気の違いのようなものを味わいたい方にはお勧めの映画です。 でも、個人的には『ダイヤルM』とか『知りすぎていた男』とかの方が好きですね・・・
ヒッチコック、イギリス期の秀作
文豪サマセット・モームの短篇連作『アシェンデン』の映画化作品。 冒頭、主人公の葬儀で、棺を空けると空…というヒッチコック的ショッ ク演出(のちに『007/サンダーボル作戦』で引用される)で一気に観る者 を掴み、続いて、なめらかな語りで謎のスパイ探しへと誘う。後年のハ リウッド流の派手な展開はないものの、小道具、カメラワーク、場所の 設定…の的確さは、すでにして余裕さえ感じられる。 主人公アシェンデンを演じているイギリス映画・演劇界の至宝、ジョン・ ギールガットの若き日の姿が観られるのも貴重。 ただし、このDVDはアメリカ版とのことで、どういう訳か大事なクレジッ ト・タイトルがバッサリなく、画質もほめられたものではない。言語道 断の仕様である。
アイ・ヴィ・シー
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